住宅の本当の熱の出入りを知る!Energy ZOO「外皮性能計算プログラム」の活用法!
■省エネ基準適合義務化、実務への影響はいつから?
2025年4月から施行される省エネ基準適合義務化に向け、それぞれどのように対応するか取り組みを行っていることと思います。
引用:国土交通省 改正建築物省エネ法・建築基準法等に関する説明動画
先日開催の「2025省エネ義務化へ 堀部安嗣と進化する建築」でもご案内しましたが、適合義務化は2025年4月からの確認申請受付分からの施行開始となります。
様々なプロセスを逆算すると2024年夏ごろから始まる新築住宅設計は省エネ基準適合判断のための計算や検証が必須となり、設計でのタスクや工程が増える事や、お施主様からも省エネ設計の実績や知識がある設計者が今まで以上に求められることが想定されます。
適合義務化への布石として説明義務化などもありましたが、2024年1月からは住宅ローン減税の申請する場合、「住宅省エネルギー性能証明書」を提出し、省エネ基準を満たす住宅でないと減税が受けられないなど省エネ基準適合は当然として適合判断のための計算・検証は避けられません。
リンク:国土交通省 住宅ローン減税
■省エネ基準適合判断だけじゃない!Energy ZOOの外皮性能計算とは
法改正に伴い、省エネ基準適合判断のための計算や検証が当たり前の社会へと向かっていきます。
Energy ZOOにももちろん省エネ基準適合判断するための外皮性能計算プログラムが備わっていますが、ここで当ソフトの大きな特徴の一つでもある外皮性能計算方法「省エネ基準で評価されない部材等を評価」についてご紹介です!
実は国で定めている省エネ基準に準じた計算方法では、住宅の日よけとしてよく使われる「すだれ」や「カーテン」などの効果が考慮できない計算になっています。
Energy ZOOは住宅への熱の出入りを重要視するパッシブデザインの基本設計ツールとして作られたプログラムですので、ご家庭で使うものの効果をしっかり反映した住宅のリアルな外皮性能を計算できるようになっています!
基本情報入力画面でこちらの計算方法を選択すると省エネ基準適合判断の計算では出てこない「すだれ」や「ブラインド」、断熱効果の高い「ハニカムブラインド」などを選択できるように暖房期(冬)は日中・夜間で部材を使用する・しないのスケジュール設定も行えます。
■外皮性能計算は住宅の熱の出入りを知り「快適さ」を知るために
こうした付属部材の利用は住まう方の快適さを左右する「室温」へ大きく影響します。
リアルな外皮計算の機能を使い室温シミュレーションと照らし合わせると、お施主様へ具体的な暮らしのアドバイスが可能ですので「住宅を建てる前にそこまで知れる驚き」と「信頼や納得」も大きくなることと思います!
・夏の室温シミュレーション例
すでにEnergy ZOOをご利用中の方では、申請を行うための計算データとお客様に室温を知ってもらうため「リアル外皮性能」を計算したデータと1つの物件につき2件ほど外皮性能データを作られることが多いそうです。
Energy ZOOをご利用の際は「申請のために仕方なく…」ではなく、是非この機能を使ってどれだけ冬が暖かく、夏涼しい住宅になるのかを知り、「快適さ」というメリットをお施主様にお届けいただけると嬉しいです!
———————————————————————————————————————————
住宅の熱の出入りを知る基本ツール!
Energy ZOO外皮性能計算プログラム
導入前のお客様は是非「オンライン機能説明」にてご相談ください!
最新の記事