導入事例紹介

Case study

室温と光熱費を絡めてプレゼンができるようになる。実際のコストを見せてお客様にお話できるのは大きいですね。


株式会社ヤマタケ建設 竹田 陽平 様

https://www.yamatakekensetu.co.jp/

 

長年の材木屋としての経験を活かし、高い品質の構造材や造作材を使った良質な木の家づくりを進めている、ヤマタケ建設 竹田陽平さまにお話を伺いました。

 

 

提案したいのにできないという歯がゆい想いがありました。

―Energy ZOOを知ったきっかけと導入の決め手を教えてください。

もともと家業に入る前に、リフォーム会社で営業をしていました。
そこでの営業の中で、設備リフォームだけでなく断熱リフォームも提案したら、もっとお客様が暖かい家に住めるようになるなという気持ちがあったのですが、断熱リフォームを提案できるだけの知識がその当時の僕にはなく・・・歯がゆい思いをしていました。


実家に戻った後に、面白いセミナーがあると、紹介してもらい参加したのですが、そもそも外皮性能に興味があって参加したわけではなかったので、出てくる言葉が難しくて・・・セミナーの前半は睡魔との戦いでしたね。
ところが、セミナーの後半で、室温や光熱費をシミュレーションしてお客様に提案できる手法がある、という話を聞き、衝撃を受けました。
「うわっ、こんなことが出来るのか、これがやりたかったことだ!」とまさに目からうろこ。
これまでモヤモヤしていたことがスッキリし、これができたら、お客さまにわかりやすく伝えられるな、とすごく感動したのを今でも覚えています。
その時にパッシブデザインも知り、もっと勉強したい、お客さまに提案したいと思いEnergy ZOOを使い始めました。

 

―社内での取り組みはどうされていますか?​

僕だけが熱くなって勉強しているだけではまずいな、社内に浸透しないなと。
お客さまへ提案する家が、僕はパッシブデザイン、父だと断熱無視の家、などということが起きてしまっては元も子もありません。
そこで、父は一緒に野池学校(現:温熱カレッジ)へ参加、弟は省エネマイスターを取得など、周りを巻き込んで全員で取り組みました。

結果として、すぐに温熱計算や省エネの話が通じるようになりとてもよかったと思っています。
実際にEnergy ZOOを使い始めてみても、他のソフトに比べて、入力がとても分かりやすかったですね。
サッシを選ぶにしても、樹脂とガラスの種類などがわかりやすく記載されているので、60代の父も抵抗がなかったようです。
そういった意味でも使いやすい、ハードルの低いソフトだなと思いました。

 

室温と光熱費を提案、具体的な話でお客様の意識が変わりますよ。

―Energy ZOOはどんな場面で使われていますか?

お客さまへ提案する際に、省エネ基準の家と自社標準の家のデータを作り、比較提案をしています。

まずは外皮性能値を出しますが、Q値って何?UA値って何?といった具合で、この段階では反応の薄いお客様が多いですね。

次に室温シミュレータで夏冬の室温を見比べてもらいます。
例えば、冬の最低室温を比較して見てもらう。すると、断熱の重要さに気づいてお客様の意識が変わってきます。

そして光熱費計算。断熱はそこそこで設備機器をどんどん使うと、イニシャルコストは下がるがランニングコストは上がる。
逆に、断熱などをしっかりと施すと、イニシャルコストは上がるがランニングコストは下がる。どちらの生活が良いのか?などという話をしています。

単純に外皮性能の数値を説明しても響かないので、室温や光熱費のデータを使って具体的に話すことが大切だと思います。
限られた予算の中で、温かい・寒いといった温熱環境のところに予算を使わないとね、とお客様の気持ちが動き、ご契約をいただくことが多いです。
周りでそういったプレゼンをしている会社がいないのか、他社と差別化できているなと実感しています。

 

リフォームの現地調査で計測器を置いてきています。

―リフォーム提案でも使用されていると伺いましたが。

そうですね、リフォーム提案時でもEnergy ZOOを使用していますよ。
うちは静岡の会社なので、もともと耐震への関心が高い方が多いのですが、断熱となるとそこまで意識されている方は少ない気がします。

築45年ほどの無断熱の家の方から耐震リフォームの話をいただいた時の話です。
耐震用に壁を壊すなら、断熱材も入れましょう、これだけ室温が変わりますよ、と外皮と室温をシミュレーションし提案したところ、寒くて困っていたので暖かくして欲しいとご依頼をいただきました。
工事後に室温の実測も行ったところ、目に見えて冬の室温が上がっていて、お客さまからも部屋が暖かいとすごく喜んでいただけました。

あとは、これは(Energy ZOO開発者の)野池さんからのアドバイスで、リフォームで現地調査に行った時は(施主の方に許可をとる必要はありますが)室温計測器を置いてくるようになりました。
そうすると機器を取りに行く際にまた話ができますし、実際にとったデータはプレゼン時の提案で「こんな室温の家が、こんなに改善されますよ」と使えるので、お勧めです。

 

―今後の展開をお聞かせください。

もっと実測調査に力を入れていきたいです。
引き渡し後に機器を置かせていただいて、1年間データをとらせていただいていますが、それらを集めて、これからのプレゼンに活用していきたいと考えています。


シミュレーション結果が、実際と違うのではないか、建てた後クレームになったら怖い!とおっしゃられる方もいらっしゃいますが、シミュレーションとほぼ同じ、むしろ実測値のほうがいいことが多いです。
測ってみなければわからないこともありますので、自信を持ってまずはやってみてほしいですね。

 


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